アマゾンウェブサービスは高く評価されています

クラウドの進展によって、ITは抜本的に変化しました。クラウドを駆使すれば、サーバー、ストレージ、データベース、およびさまざまなアプリケーションサービスに、ネット経由で簡単にアクセスできるのです。アマゾンウェブサービスも、クラウドプロバイダーの一つとして、独自の存在感を示しています。アマゾンウェブサービスが評価されているところは、あらかじめ、種々のイメージが用意されていて、それを組み合わせることによって、自分がやろうとしていることがほとんどできてしまう、という点でしょう。

最初は自分でいろいろ作り始めても、2~3カ月も経てば、アマゾンのサービスとして登場してくるのです。ユーザーの立場からすると、自分で用意しようと思っているものを次々と出してくるので、それを使えばいいだけですから、無駄がなく、効率的に事が運べます。たとえば、いろんなシーンに応じたインターフェイスを作成していたら、その途中で、目的物がアマゾンウェブサービスから完成した、とのニュースがあるほどです。アマゾンウェブサービスは、急速にユーザーが増えつつあります。

日本社会での通念とは必ずしも一致しない個所もあって、驚きを禁じ得ないこともあります。たとえば、「いつでも利用規約を変更できる」「データが漏洩したらユーザーの責任」「契約の基本は英語、裁判所は米国」などといった部分に関しては、カルチャーの違いをしっかりと認識しないことには、受け入れには抵抗があるかもしれません。

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