日本は先進国のなかでも、非常に恵まれた雇用スタイルとなっています。アメリカであれば労働者に対して組合活動というものは認められておらず、事業主に大きな権利が与えられているものです。社会的な保障制度もないのに対し、日本では厚生年金の自動加入と健康保険の付与もあります。さらには昨今では各企業独自の健康経営サービスもあるので、働きやすいことがよくわかります。

健康経営サービスのなかでも、われわれの身近になっているものが社食でしょう。会社のワンフロアにある食堂は、どなたでも一度は利用をしたことがあるはずです。簡単にこの健康経営サービスの概要を見ていくことにしましょう。1960年に労働省によって制定をされた基本的労働条件に組み込まれているもので、一種の健康増進を狙ったものです。

高度経済成長期は多くの業種で人材不足が顕著となり、労働者もまた1日15時間以上もの長時間にわたる仕事をしてきたものでした。この点を改善するために、必ず1日8時間就労と1時間の休憩を義務付け、事業者に対しては食事の提供を義務付けたというわけです。健康経営とは働く方を守るスタイルを指しており、昼食に至ってはその利用料金の半分を会社側が負担をしないといけません。社食というと、安くて美味しいもの食べられるというイメージがあるでしょう。

栄養バランスにも考慮をしており、管理栄養士と調理師によって作られています。非常に充実したサービスで、頼り甲斐があります。健康経営のサービスのことならこちら